音楽は世界を救う。音楽に国境はない。
1960,70,80年代の洋楽(主に米英のヒット曲)が大好きで、今でも暇な時はアメリカのOldies 専門ラジオ局の放送(internet)を聴いています。
洋楽との出会いは小学生のころ。野球が大好きだったので楽しみはプロ野球中継でした。テレビ中継は午後9時で試合途中でも終了という時代でした。途中で終わると続きが気になります。そこでラジオを買ってもらって続きはラジオ中継で楽しみました。ラジオは試合終了まで放送するので。(今でもそうですよね。)試合が中途半端に長引くと次の番組までの空いた時間はミュージックで埋められます。
試合が終わってもラジオを消さないでいると流れてくる英語で歌われている曲。この人たちは、“一体何を歌っているんだろう?”と興味を持ち、音楽を流す番組も聞くようになりました。洋楽を流す番組がたくさんあったのです。American Top 40 に出会ったのは少し遅れて中学生になってからです。アメリカ文化に洗脳されてしまったのです。海の向こうの国のヒット曲からたくさんのことを学びました。英語はもちろん、社会、愛、人生観などヒット曲に教えてもらいました。
映画はハリウッド(渋い英国映画の方がすきです。ケンローチとかマイクリーとか・・・)野球はMLB、フットボールといえばNFL、これは今になっても変わりありません。投資はもちろん米国株、そのせいかアメリカ合衆国は一番相性がいい国です。小説だけはここ10年くらいアメリカものを読んでいません、日本の小説の方が圧倒的に面白いからです。米英の映画はアメリカのヒット曲を知っていると楽しみ度上がります。効果的に使われていることが多いです。ダブリンを舞台に80sポップスが満載の“シング・ストリート”はその最たるもの。ベン・スティーラーのLIFE/ライフ(The Secret Life Of Walter Mitty)は洋楽好きのツボをついています。
2011年の話ですが、ブエノスアイレスの空港がトラブルでフライトの遅延・欠航が発生し、怒った乗客で大混乱に陥りました。たまたまそこに居合わせたシンディ・ローパーは港内アナウンス用のマイクをとり♬I woke up in the morning light ♪ と彼女のヒット曲“Girls Just Want To Have Fun”を歌いだします。すると空港は歓喜に包まれました。まるで映画のワンシーンのようですね。(注 この曲の放題はシンディからNG出されているので省略しました。
これぞ音楽の力ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=7R3TJjAM6no
海外放浪者の賛歌にこんな曲があります。
The Drifter
Once again
There's a feeling inside of me
Nothing new
I've felt it before
Like the voice of hunger
Inside of me crying out
There's got to be more
また、あの気持ちが芽生えたんだ。
目新しいものなんかないよ、前にも感じてたから。
僕の中を何かを強く求める声が叫んでる
きっと他にも何かあるはずだって。
I'll put my faith
In the arms of an open road
And you can come along
If you choose
信じてみるよ。
腕を広げたように広がる道を
君もそれを望むなら、
一緒に進もう。
'Cause there's places
That I've never been to
Sunsets to be ridden into
Not a lot I can do
But give in to the drifter
There's a drifter in me
まだ行ったことのない場所があるし
夕日の中に飛び込んでみたい。
たくさんのことはできないけど
さまよいたい気持ちには勝てないよ。
僕の中には放浪者がいるんだから。
Though I've tried it
I'm just not a settler
And nine to five
Don't make it with me
Why deny it
It makes me feel better
To come alive
And prove that I'm free
がんばってみたけど 定住なんてできないよ。
9時5時の仕事は性に合わないから
そんなの拒んでもいいよね?
生き生きして自分が自由だって証明する、とてもいい気分だよ。
I wear no chains
And I carry no heavy load
So much to gain
And nothing to lose
鎖に縛られてないし 背負う重荷にもない。
得るものばかりで失うものは何もないんだ
'Cause there's places
That I've never been to
Sunsets to be ridden into
Not a lot I can do
But give in to the drifter
There's a drifter in me
まだ行ったことのない場所があるし
夕日の中に飛び込みたい。
たくさんのことはできないけど
さまよいたい気持ちには勝てないよ。
僕の中には放浪者がいるから。
https://www.youtube.com/watch?v=ndRwTrPkptI
https://www.youtube.com/watch?v=DU3vaY6NhAU
ロジャーニコラス(Roger Nichols) と ポールウイリアムズ(Paul Wiliams)の共作です。
このコンビはカーペンターズのWe've Only Just Begun(愛のプレリュード)、Rainy Days And Mondays(雨の日と月曜日は)、Let Me The One(あなたの影になりたい)、アート・ガーファンクルのTraveling Boy(青春の旅路)スリードッグナイトのOut In The Country等の名曲を書いています。