2022年マイル修行ラストスパートを兼ねて、2021年オープンしたアメリカの2店に行ってきました。
Northern Indiana (276) Cincinnati (278)です。シカゴ経由です。
出発日12月10日の羽田空港第3ターミナルは混雑が予想されるので、時間に余裕をもってお越しくださいとANAからメッセージが届きました。予想通り検査場には長い列、羽田では珍しい光景です。
シカゴには予定より早い午前7時5分に到着。UA便に乗り換えてシンシナティへ。今まで行く機会がなかったので初めての訪問です。
シンシナティ中心部はオハイオ州の端でオハイオ川を境にケンタッキー州と接しています。川の北側がダウンタウンのあるオハイオ州、南側がケンタッキー。また西部ではインディアナ州とも接しています。人口は約30万人でコンパクト、近接するインディアナ・ケンタッキーを含めた都市圏では220万人で全米28位です。
シンシナティ・ケンタッキー空港はケンタッキー州にあります。ダウンタウンまではバスで30分位です。
最初のMLBチーム、シンシナティ・レッドストッキングス発祥の地でホームのグレートアメリカン・ボールパーク周辺に博物館や記念物があります。とりあえずHard Rock Casinoに到着。街中にあるので他のカジノより小さいです。HRCはカジノの中に入っています。カジノには荷物を持っていると入れてくれないので、カフェやショップに行くには手ぶらで行く必要があるので要注意。風はありましたが、そんなに寒くありませんでした。リバーフロント地区を数時間観光しました。
さて翌日11:08amの便でシカゴに戻る予定でしたが、ユナイテッド航空から遅延のお知らせが入りました。UAには過去に何度も遅延・欠航等でひどい目に会っているので驚きません。遅延の理由が書かれていました。
“Flight UA1944 from Cincinnati to Chicago is delayed because your crew has not had sufficient off-duty / rest time required by federal law. It now departs at 12:40 pm.” よくわかりませんね。1時間30分勤務を遅らせるとsufficientになるのでしょうか??でも人手不足が深刻と言われているので、1時間30分の遅れなら良しとしましょう。出発が遅れたのでラウンジの食べ物コーナーがランチメニューに変わり、なんと野菜カレーとごはん、マカロニサラダ、○○サンドイッチが出てきました。ご存知の通りアメリカはインフレでめっちゃ物価が高いのでここでランチとれたのはラッキーでした。
さて、次はNorthern Indianaです。インディアナ州のゲーリーはシカゴからミシガン湖に沿って南へ50マイル。オヘア空港から車で1時間弱なので夏から間違いなくレンタカー。ミシガン湖沿いを通るルート90,94の眺望はドライブも楽しめます。ニューバッファローにあったHard Rock Café Four Winds(189)に行った時使ったルートです。
今回は短時間だし国際免許証取るのも面倒なので、電車を使うことにしました。
シカゴのミレニアム駅からSouth Shore Lineを使えば1時間でゲーリーのMetro Center駅に着きます。
メトロセンターと言っても名前だけで立派なシティホール、図書館等があるだけで探索してもめぼしいスポットはありません。マイケルが幼少時代を過ごした場所がこんなんだとは(>_<)タクシーもないし公共wifiもないのでuberも呼べません。ジャクソンファミリーが住んでいた家がここから徒歩1時間くらいなので行こうかなとも思いましたが、ただの空き家なので徒労に終わりそうなのでパス。あきらめて駅に引き返したら張り紙が目にはいりました。なんとHard Rock Casinoまでのバス情報。駅からのバスはいくつか路線があるみたいで係の人にきいたらR3行きバスを待てとのこと。かなり待ちましたが無事に乗れました。運賃USD1.60なのですが小銭がなくUSD2払ってもちろんおつりはなし。これアメリカの路線バスの“あるある”ですね。
Northern Indiana のカジノは広い駐車場の大型施設です。ここもカフェとショップはカジノに入らないと行けません。ショップではNIのシティTシャツに加えてGary のシティTも買いました。帰りのバスもいつ来るかわからないので、カジノの内外を一周しただけ。日が暮れて寒くなる中ひたすら乗り場で待ち続けました。やっと乗ったバスは行きと同じでした。終着はもっと先なのでその折り返しですね。
あとは電車でシカゴに戻るだけ。
シカゴは何度も来てるので特に観光はしてません。ゲーリー行きの電車に乗る前にミレニアム公園で時間潰したくらいです。シカゴは思ったより寒くなかったです。Windy Cityの風も滞在中は穏やかでした。最後にクリスマス用にライトアップされたMerchandise Martビルと来年のブル相場を願ってブルの写真をアップします。
おまけ : コロナで業績悪化した航空会社が真っ先にとったコスト削減が、機内とラウンジでの紙の新聞・雑誌の提供廃止です。旅先で新聞を読むのが楽しみだったのでショックでした。電子版が主流になったので仕方ないです。街中でも新聞扱っている売店はごくわずかです。
帰国便が出発するオヘア空港第1ターミナルを探し回って入手したWSJ(Wall Street Journal)の12月13日版に面白い記事があったので紹介します。
It’s That Mariah Carey Song – Again (げぇ~っ、またあのマライアの曲だよ!)
“まったくいい加減にしてほしいよね~!一日中同じ曲ばかり聞かされて。マジで気が狂いそう!”
と語るのは、シカゴのデリで働く19歳のクリスチャン・グラハムさん。あの曲とはマライアキャリーのメガヒット” All I Want For Christmas Is You” (恋人たちのクリスマス)この季節の賛歌はショッピングシーズンが始まるや否やお店、レストラン、バー街中至るところで鳴り響く。彼はこの曲が流れると、すぐに送風機の下に避難するんだって、騒音で曲が消されるからね。
また、ロンドンの家電品店で働くキヤ・コールマンさんの避難場所はストックルーム。“あのイントロが流れると、反吐がでるわ!”
ダラスのバー、Stoneleigh P のゼネラルマネージャー、ローラ・ガリソンさんはマライアの曲を早々と12月前に禁止令を出しました。
もしお客がジュークボックスにこの曲を入れたら、バーテンダーがリモート操作でスキップさせるわ。そして “AFTER DEC.1 THE SONG IS ONLY ALLOWED ONE TIME A NIGHT” の張り紙を店の前に掲げました
一方、歌姫マライア嬢は今年もホリデーシーズンの支配に自信満々。Macy’sの感謝祭パレードで真っ赤なガウンにピカピカのティアラを身に着けて登場。そしてハロウィンの翌日から曲をかけまくるよう呼びかけています。トナカイに乗ったサンタになって” IT’S TIME!!”
マライアのあの曲は市民にとって音毒に他ならずと放送禁止の請願もいくつか出されていますが、マライア側はそれに対するコメントを拒んでいます。
おわり。