Meet You at Hard Rock Cafe ハードロックカフェ

世界ハードロックカフェ訪問記とトリビア

Hard Rock Cafe巡り小旅行2024

 

2024年の初海外旅行でマニラに行ってきました。3回目の訪問です。

 

1/19  NH869  HND-MNL 9:35-13-35

1/21  NH820  MNL-NRT 9:45-15:00

 

一般にマニラというとメトロマニラという16の市からなる人口1300万人越えの首都圏を指します。首都圏は治安の悪い場所やスラム街も含むので危ない街みたいに言われたりしますが、危険な地域を避ければ他の東南アジアの大都市同様快適に旅行できます。

Metro Manila Map

 

首都圏の真ん中あたりに位置するマカティ市(人口約63万人)はお金持ちが住む商業の中心地ですが、お高くとまったところがなくフレンドリーな街です。そしてネームバリューがあります。フィリピン最初のHRCもManilaではなくMakati店です。1995年開店、2017年に閉店しましたが、2020年に再オープンしました。閉店前に一度行ってますが、シン店は今回初訪問です。Light Rail Ayala駅の近くの大きなモールGloriettaの中にあり、近くにホテル、レストラン高級店なんでもあります。目抜き通りのAyala Avenue は高層ビルが並ぶオフィス通り、マカティは東南アジア屈指の近代都市であります。

                 HRC Makati                                                     

アヤラ通り               トリプルポイント

アラヤ                 フィリピン証券取引所跡地。現在はタギグ 

                   (Taguig)地区に移転しています。

 

マカティ観光の後はマニラの観光スポットが集まるマニラ地区を探索しました。マカティがあるAyala駅からMRT Line3で2駅目の終点Taft Avenue駅まで行き、そこから高架道でつながっているLRT Line1のEDSA駅へ移動。そこから6駅先のUnited Nations駅で降りるとマニラ地区。メトロマニラは高架鉄道が4本運行されていています。使い勝手はあまり良くないですが料金が安いのでいつも混雑してます。現在地下鉄を建設中で日本企業も多く参加しています。

                マニラ大聖堂

リサール公園                国立美術館

 

マニラ地区の南は治安が悪いエルミタ地区なので要注意です。観光案内の客引きのしつこい勧誘を振り切りざっくり観光した後、LRTでEDSA駅まで戻り、そこから2.5kmのSM Mall of Asiaまで歩きました。大きな道路C4を西へ海に向かって進むだけなので簡単です。Hard Rock Café Manilaはここにあります。Mall of Asiaは世界で6番目に大きいショッピングモールなので、迷子になりそうです。HRC Manilaはモールの突き抜け海側の出口に出て、海を向こうに左側(南)に進みモールの端コンラッドホテルが入っているビルの2階の高級レストランフロアにあります。ここはメトロマニラのパサイ市(Pasay)ですが、マニラ店ということになってます。パサイも治安がいいです。だからHRCが営業してるのですね。帰りも同じ道でMRTでTaft Avenue駅からAyalaまで帰りました。

                HRC Manila

Quirino Grandstand           Mall of Asia のシンボル

今回も宿泊ホテルはHoliday Inn Makati  近くに大きなスーパーマーケットあるので食料を買って旅行を締めました。フィリピンのビールはサンミゲル。写真は一番値段が高いプレミアムビールです。Manila City Teeはニューバージョンではなく5年前と同じでした。

 

おまけ “おしゃれフリーク”(Le Freak) by Chic on ベストヒットUSAタイムマシーンスペシャ

 

洋楽番組ベストヒットUSAは2003年に復活してからずっと続いてる長寿番組です。ANAの国際線ビデオプログラムの“ANA presents ベストヒットUSAタイムマシーンスペシャル”も長く続いています。(2か月毎に更新)

MCの小林克也さんは82歳なのに未だに英語が上手いすごいお方です。今回機内番組で最初の曲に面白い話を披露してくれました。後で調べたらウイキペディアにも同じようなエピソードが載ってました。

 

時は1977年の年の瀬、ニューヨーク54丁目にあるStudio 54は有名人、または招待客しか入れないスノビッシュなディスコ。ナイル・ロジャースと故バーナー・エドワーズはアフリカ系モデルで歌手のグレース・ジョーンズとミーティングの為、彼女から招待を受けタキシードと蝶ネクタイ姿でやってきました。しかし、入口でスタッフが“そんな話は聞いてまへん。入場はお断りやっ!”

二人は“え~、おたくでかけてる曲、俺たちが作ったんだよ。俺たちChicだよ。”

しかしスタッフは“あきまへん、とっとと消え失せろっ!!”

これに二人は激怒。やるせなさで、じゃっ今日はスタジオに入ってなんか曲作ろうということになりました。Studio 54のスタッフが言った”Fuck off!” (消え失せろっ!)をリフレインに使うつもりでしたが この汚い言葉を曲に使うのは忍びないので代わりにFreak out !(この野郎!)を使い、おしゃれにフランス語の冠詞leをつけてLe Freak を曲名としました。(freakは男性名詞ですかとか、面倒くさいこと言わないように)こうして出来上がったディスコソングは全世界で1200万枚以上売れ、だれもが知っている曲になりました。Studio 54 は現在劇場に改装されています。彼らが入場できなかった理由はグレースがスタッフに伝えるのを忘れたからだそうです。

この曲をリアルタイムで聞いてから36年になりますが、こんな話知りませんでした。

歌詞には"Just come down to the 54"(来いよっ、54まで)とちゃっかりStudio 54が入っています。 

 

おわり