Meet You at Hard Rock Cafe ハードロックカフェ

世界ハードロックカフェ訪問記とトリビア

海外HRC紀行2022①

2020年2月以来2年7か月振りの海外旅行に行ってきました。

1年前に予約していたチケットは2022年10月13日HND-LAX、25日LAX-HND

随分安かったですね。9月になってからこの日程に合うように南米旅程を計画しました。

ブラジル、パラグアイボリビアを回りました。ブラジルはかつてビザ必要でしたが、2019年からビザ無しで入国できます。

 

旅行初日、フォルタレザの路上でスマホ窃盗に遭いました。スマホ泥棒が横行していることは承知してましたが、まさかでしたね。いつもはスマホをズボンのポケットに入れているのですが、たまたま胸ポケットに入れていたのを襲われました。相手はバイクに乗った2人組の年少のガキ、後ろから抱きついてきて、ポッケからスマホをたたき出して地面に落ちて転がったところを奪って、すかさずバイクの後ろに跨り走り去りました。悔しいですが、お見事という他ありません。スマホに入っていたワクチン証明書、ホテルや飛行機の予約情報は印刷していたので、なんとか旅行は続けることができました。保険には携帯品の補償は入れてなかったのですが、電話したところ警察の事故証明書(ポリスレポート)があれば、補償できるとのこと。宿泊していたホテルのお抱えのタクシーで近くの警察署まで連れていってもらい、事情を話してもらい書類作ってもらいました。自分はポルトガル語できないので、アプリでポルトガル語から英語に翻訳してもらって(このアプリ、南米の人の多くがスマホに入れてます。)ちょっとカッコイイおやじの方が担当してくれました。旅先で警察のお世話になるなんて、とてもいい経験になりました。

これまで海外旅行何度も経験していているので、トラブルには耐性があります。トラブルが起きても慌てず冷静に対処を考える、これは旅を重ねることで培われます。

 

帰国して無事にレポートは受理され、新しいスマホ送ってもらいました。いろいろ助けてくれた素敵なブラジル人の方達には感謝申し上げます。Obrigado!☺

 

スマホがなくて写真は撮れません。この紀行文は写真なしで続けます。

 

LA行きのNH126便はすごく空いていて、エコノミークラス1人で3席使えました。

米国入国はトランジットで登録していたので、イミグレはハンコなしでスピード通過。

ここから、低遅延率を誇り絶大に信頼をよせているパナマコパ航空パナマを経由してブラジルのベロオリゾンテに向かいます。そこからAzul航空の国内線でフォルタレザへ。

 

フォルタレザ(Fortaleza)は赤道に近いので10月でもかなり暑かった。セントロは整然としていて、長く続く海岸沿いにはたくさんレストランやホテルが立ち並んでいます。

滞在した土曜日はイラセマ海岸の広大の砂地でコンサートが行われており、大勢が集まり深夜まで大音響が続きました。翌朝、誰もいなくなった海岸を見てみると砂地はかなり面積でそのすごさが実感できました。

 

ハードロックカフェは町の中心から東へ2kmのPapicu地区のRioMar Shopping mall にあります。滞在したイラセマ海岸近くのホテルから、GPSを使って動くオフラインGoogle mapを使って徒歩でたどり着きました。スマホ窃盗はここからの帰路で起きました。

 

翌日はフォルタレザ市内観光をした後、次の目的地日ヒベイラン・プレト(Ribeirao Preto)に向かいます。

ポルトガル語のrはrhの音に近く読みはリベイランではなくヒベイランにしておきます。モーサテの“なるほど・ザ・新興国”でもそのように発音してました。リオ・デジャネイロもヒオの方がいいらしいです。

多くのハードロックカフェは毎日営業なのですが、ブラジルでは国の慣習に従って月曜日は休みです。それで日曜日の移動がmustとなりました。ブラジル最大の国内線ルートを持つアズール航空はサン・パウロ州のCampinas(関東でいえば茨城空港みたいな感じです)をハブにしており、フォルタレザからここで乗り換えヒベイランに18:35に到着。ハードロックカフェはArena Eurobike Stadiumに隣接しており、ここはタクシー使って行きました。催し物が無く真っ暗のスタジアム周辺に灯りが付いているのがHRCと隣のレストランでした。ここに置かれると迷子になるので、スタジアムから徒歩10分の大きな道路沿いにホテルを予約しておきました。ホテル周辺はレストランやショップが並んでいて、大きなスーパーもあったのでそこでビールとおつまみを買い夕食としました。

 

翌日は10:00のアズール便でCampinasを経由してクリチーバに行く予定でしたが、10:00の便が欠航で15:30の便に振り替え、結局クリチーバには前日同様18:00過ぎに到着。月曜日は移動日にしてたので良しとしましょう。BRL400(JPY11,000)のクーポンもらいました。90日有効なので使えるか微妙ではあります。

 

クリチーバは今回の旅行で一番楽しみにしていた街です。噂通りの清潔な環境都市でした。日本と同様ゴミの分別があります。街並みは整然としていてヨーロッパ風でした。HRCは西側のおしゃれな地区にあります。ここは大きなギターの飾りがあって、すぐに見つかるほど目立っています。つくづく写真撮れなくて残念です。翌日は雨であまり多く市内観光はできませんでした。火曜日なのでHRCは営業。その近くの小さなビュッフェ形式の中華料理屋で、今回の旅ではじめてまともな食事をしました。クリチーバがあるパラナ州はコーヒーの産地です。ホテルの朝食のコーヒーでもすごく美味しかったです。

 

翌日はクリチーバ7:55のアズール便でフォス・ド・イグアスに向かいます。イグアスの滝を見るのです。定刻通りフォス・ド・イグアス空港到着9:00。空港からイグアス国立公園まで約2km。バスで行きましたが、歩いても行けそうです。大雨と洪水でイグアスの滝が大変なことに・・・というニュースが出回っていましたが、朝から大勢の観光客で賑わっていました。入場料はBRL107(JPY3,000弱)自動販売機で希望の時間帯を選んでクレジットカードかデビットカードのみで購入というシステムです。バスに乗って遊歩道の入り口まで30分、遊歩道に入る轟音と共に滝が見えてきました。ついに世界3大瀑布制覇です!(^^)! さすがに壮大で迫力ありますね。大雨の後なのですごい水量、音、そして濁ってます。

ずぶ濡れになりながら1時間かけて遊歩道の終点に。ここからバスに乗り公園入口に帰ります。愛くるしいハナグマにも遭遇できました。

滝観光を満喫した後は、バスでフォス・ド・イグアスへ。バスは近距離バスターミナルに着きます。ここからパラグアイシウダー・デル・エステへのバスが出ています。これに乗ると止まらず国境を越えてしまうので、国境を超える前で降ろしてもらう必要があります。この辺の事情が良くわからないので、国境まで歩くことにしました。スマホがないので最適ルートがわからず少し遠回りして1時間以上かかりました。国境にはパラナ川が流れていて、それに架かる友情橋を渡ります。予想通り人も車も自由に往来。

まずはブラジル側で出国手続きをして橋を渡り(結構長い)、パラグアイ側で入国手続きをします。どちらも英語が通じず困りました。シウダー・デル・エステからはバスでアスンシオンに行きます。バスターミナルへは国境地点から徒歩40分ですが、またまたスマホがなく困難が予想されるのでタクシー使いました。アスンシオン行バスのチケットを買い、付近を散策。店は結構ありますがほとんど閉店中。しかし地元の人達が集まる市が立っていて様々な食材が売られてました。ここで焼きたてエンパナーダ(南米版ギョーザです)をいただきました。美味しかったです。

アスンシオン行きのバスは深夜便、個室タイプで席はフルフラットじゃないけどかなり下げられます。トイレもついてます。海外でこんな快適なバスははじめてです。

早朝アスンシオン到着、数時間周辺を散策しましたがコンパスがなくどっちが北かわからず、とりあえずホテルへ。とつぜん雨が降りだしました。とりあえず雨中を歩いてHRCまで。市中心部のショッピングモール、レストラン。ギャラリー等が集まるエリアにあります。雨が強くなりパラグアイ川等観光はあきらめました。宿泊したHoliday Inn Asuncionは今回の旅行で一番良かった宿です。パソコンも使えて久々にネットにアクセスできました。

 

翌日は晴れ、ボリビアのサントクルスにそこから国内線でラ・パスに移動の予定でしたが、サントクルス行のParanair が1時間半遅れて予約してたラ・パス行きにぎりぎりで乗れませんでした。

 

振替便は翌日の昼の便しかなく、それに乗ることにして、サンタ・クルスHRCがあるVentura Mall 周辺のホテルに予約なしで宿泊。翌日、1日遅れでラパス到着。前日から2泊で予約してたホテルで飛行機に乗り遅れたこと、スマホを盗まれたので連絡できなかったことを伝えてなんとか1泊だけ確保しました。

 

ラパスは標高3650m、すり鉢状の地形になっていて底(下)に高所得者が住んでいます。Mi Telefericoという公共ケーブルカーが街の上下を結んでいて、これに乗っているだけで観光ができます。

2022年9月に再オープンしたHRCラパス店はもちろん下でレストランやショップが並ぶおしゃれなIrpavi地区にあります。ケーブルカーLinea verde(Green Line)の終点です。

この日のラパスはハロウィンのお祭り?みたいでメインストリートに即席観覧席が設置されていて、歩行困難状態になるほどの人込みでした。

 

旅行はこれで終わり。チチカカ湖とウユニ塩湖は次回持ち越し。Uyuniというビールが美味しかったです。翌日、サンタクルスに戻り、パナマとLAを経由して帰国しました。

 

今回の旅行で出発で利用した空港はすべてプライオリティ・パスが使えるラウンジがありました。もちろん、お酒も飲めます。国別に見たことも聞いたこともない地元のビール(cerveza)が飲めました。

Priority Passは使えますね~!楽天プレミアムカードの特典で持ってます。

 

Life does not have to be perfect but to be fabulous.