近くのスーパーでホランディア(Hollandia)という輸入ビールが格安で売られていたので試してみました。
う、うまい!さすがオランダビール。
オランダビールと言えばハイネケン、アムステル、グローリッシュが有名ですが、HollandiaはBavaria(こっちは何度も飲んだことあります)と同じくRoyal Swinkelsの醸造所が作っているビールでした。Hollandia 、Bavariaどちらもも安くて旨いでコスパ良いです。


ビールがおいしいオランダには1回しか行ったことがありません。それも出張で。
2007年、当時オランダの会社の日本支店で働いていてロッテルダムで開催のミーティングに参加しました。もちろん、ロッテルダムに行く前にアムステルダムのHRCに寄ってTシャツ買いました(^^)。この2日間のミーティングのことはほとんど覚えていませんが、初日の夜に催された“貸し切りロッテルダム港ディナークルーズ”は鮮明に覚えています。すごくガッカリだったからです。夜の港は進めど進めどライトアップされていない倉庫群ばっかり、これではお酒も食事も会話も進みません。あまりの不評に、翌朝ホストのオランダ人が“自分もロッテルダム港ディナークルーズ初めてだったけど、あんなにひどいとは思わなかった!”と言っていました。
ロッテルダム港クルーズツアーは今もやっています。もちろん日中だけです(^^)/
もう一つ印象に残ったのがオランダ人の働き方。ロッテルダムのミーティングの後、ユトレヒトの本社で国際税務担当しているスタッフに会って本店配付経費の詳細について説明してもらいました。朝から始めて13時になりランチでも誘ってくれるのかと思いきや、“もう仕事終わりなので一緒にランチは行けまへん!もうすぐ代わりのスタッフが来るよ。”どういうことかというと、これはワークシェアリングという一つの仕事を2人で分けて一人の勤労時間を少なくするもので、雇用を増やしワークライフバランスを向上させましょうという制度です。残業はNGとのこと。給与はどうなってるかはわかりません。2007年時点でこんなに浸透しているなんて、オランダってすごく社会が進んでいる国なのです。
オランダつながりで、文庫化された“ゴッホの犬と耳とひまわり”(長野まゆみ)読みました。古いフランス製の家計簿に書き込まれた膨大なメモと「Vincent van Gogh」の署名。これらは果たして、ゴッホ直筆なのか否か。真贋をめぐって、複雑な謎解きが展開する物語です。本当に複雑なので何度か読まないと理解できない作品でした。評判がいい作品ですが、あまり楽しめませんでした。


そしてゴッホの代表作といえば、“星月夜”ですね。ウディ・アレンの映画“ミッドナイト・イン・パリ”のポスターにも使われています。この絵はニューヨークの近代美術館(MoMA)に展示されています。英語タイトルは”The Starry Night” MoMAでこの絵を見たとき、思わず ♪Starry, starry night Portraits hung in empty halls ♪ と歌ってしまいました。ドン・マクリーン(Don McLean)がゴッホの一生についての書を読んで感動し、ゴッホは決して精神を病んでなんかいなかったとの思いを込めて書いたゴッホへのオマージュ・ソング”Vincent”の一節です。
The Starry Nightの前でVincentを歌う。これって誰かの死ぬまでにすることリストに入れているかもしれませんね。

1972年に発売されたドン・マクリーンがフィンセント・ファン・ゴッホに捧げた”Vincent” はこんな歌です。
Vincent / Don McLean
Starry, starry night.
Paint your palette blue and grey,
Look out on a summer's day,
With eyes that know the darkness in my soul.
Shadows on the hills,
Sketch the trees and the daffodils,
Catch the breeze and the winter chills,
In colors on the snowy linen land.
星降る空、星降る夜
パレットに青と灰色をのばして
夏の日を見渡している
心の暗闇を見透かしている瞳で
丘に落ちる影
木々や水仙をスケッチして
そよ風や冬の寒さをとらえて
雪のように白いキャンパスに色をそえる
Now I understand what you tried to say to me,
How you suffered for your sanity,
How you tried to set them free.
They would not listen, they did not know how.
Perhaps they'll listen now.
今ならわかる気がする あなたが私に伝えようとしたことを
あなたは正気さをもとめ どれほど苦しんだか
どれほど心を解き放そうとうとしたか
みんな耳を傾けようとはしなかった
みんなには解らなかったどうすればいいのか
たぶん今なら聞いてくれるだろう
Starry, starry night.
Flaming flowers that brightly blaze,
Swirling clouds in violet haze,
Reflect in Vincent's eyes of china blue.
Colors changing hue, morning field of amber grain,
Weathered faces lined in pain,
Are soothed beneath the artist's loving hand.
星降る空、星降る夜
まぶしく輝く燃える花
スミレ色のもやの中で渦巻く雲が
ヴィンセントのチャイナブルーの瞳に反射する
次々変わっていく色合い 朝の黄金色の穀物の畑
風雨で痛みが刻まれた顔が
芸術家の愛の手の元で癒されていく
Now I understand what you tried to say to me,
How you suffered for your sanity,
How you tried to set them free.
They would not listen, they did not know how.
Perhaps they'll listen now.
今ならわかる気がする あなたが私に伝えようとしたことを
あなたは正気さをもとめ どれほど苦しんだか
どれほど心を解き放そうとうとしたか
みんな耳を傾けようとはしなかった
みんなには解らなかったどうすればいいのか
たぶん今なら聞いてくれるのだろう
For they could not love you,
But still your love was true.
And when no hope was left inside
On that starry, starry night,
You took your life, as lovers often do.
But I could have told you, Vincent,
This world was never meant for one
As beautiful as you.
みんなはあなたを愛することができなかった
それでもあなたの愛は真実だった
そして希望がすべて消え去った
あの星降る 星降る夜に
あなたは命を絶った 恋人達がよくするように
でも私ならあなたに言えたと思う ヴィンセント
この世界は決して意味を持たなかった
あなたのように美しい人にとってのものでなかったと
Starry, starry night.
Portraits hung in empty halls,
Frameless head on nameless walls,
With eyes that watch the world and can't forget.
Like the strangers that you've met,
The ragged men in the ragged clothes,
The silver thorn of bloody rose,
Lie crushed and broken on the virgin snow.
星降る空 星降る夜
空っぽのホールの飾られた肖像画は
名もない壁にかけられた枠のない顔
世界を見つめる忘れられない瞳
まるであなたが出会った見知らぬ人のよう
ボロボロの服をまとったみすぼらしい男
血のように赤い薔薇に銀の刺が
初雪の上で押しつぶされ折られて横たわっている
Now I think I know what you tried to say to me,
How you suffered for your sanity,
How you tried to set them free.
They would not listen, they're not listening still.
Perhaps they never will...
今なら知っている気がする あなたが私に伝えようとしたことを
あなたは正気さをもとめ どれほど苦しんだか
どれほど心を解き放そうとうとしたか
みんな耳を傾けようとはしなかった
今でもそうしない
たぶん、これからも永遠にしない・・・
おわり