今回は2019年11月の南米HRC旅行を取り上げます。
サンチアゴ、ブエノスアイレス、コルドバ(shop only)、モンテビデオ、アスンシオン、サンタクルスを巡る南米大移動の旅程でした。予約後アスンシオン店が閉店、コルドバはカフェ開店前に閉店。アスンシオンは5時間だけ滞在の予定でしたが、アスンシオンからサンタクルスの便も変更が重なって乗継時間が取れない便になり滞在せず乗継。コルドバは11月11日に日帰りで行く予定でした予約前だったので事なきを得ました。
南米は3回目、スペイン語圏にはよく行きますが、いまだにスペイン語はカタコトしか話せません。日常で使わないから覚えてもすぐ忘れてしまします。
Itinerary
Nov. 9 NH 0106 HND-LAX 0:05-17:00 (前日) 羽田-ロスアンゼルス
Nov. 8 CM0362 LAX-PTY 21:00-6:29 ロスアンゼルス-パナマ
Nov. 9 CM0117 PTY-SCL 12:24-20:48 パナマ-サンチアゴ
Nov.10 AC0092 SCL-EZE 12:35-14:30 サンチアゴ-ブエノスアイレス
Nov.13 Buquebus (ferry)Buenos Aires – Montevideo 7:30-9:45
Nov.14 Z80740 MDV-ASU 10:35-11:25 モンテビデオ-アスンシオン
Nov.14 Z80430 ASU-VVI 11:55-12:35 アスンシオン-サンタクルス
Nov.15 CM0126 VVI-PTY 2:40-6:30 サンタクルス-パナマ」
Nov.15 CM0360 PTY-LAX 7:35-11:45 パナマ-ロスアンゼルス
Nov.16 NH0105 LAX-HND 0:05-5:25 (翌日) ロスアンゼルス-羽田
Z8はボリビアのAmazonas Airlineです。Uyuni(ウユニ塩湖)に航路で行く方は必ず利用する航空会社です。ウルグアイからボリビアまでスターアライアンス便は無いので利用しました。初めて利用しましたが特に問題ありませんでした。予約についてあまり良い評判がなかったので、スペインのTravelgenioというオンライン旅行会社を通じて予約しました。こちらもなんの問題はなかったです。
日本から中南米に行くにはアメリカ経由が一般的です。ANAで探すとほとんどUA便乗り換えです。
しかしこれだと乗継にアメリカで1泊しなければなりません。弾丸ドリフターはこれを避けるためにパナマのCopa Airline(CM スタアラ)を使います。ANAの深夜の羽田LAXに乗れば前日の午後に到着、CMのLAXパナマ行21:00と22:00に乗り継げます。パナマには早朝着でここからカリブ、中南米に乗り継ぐことができます。カリブ、中米方面は1-2時間の乗り継ぎで現地に午後の早い時間に着けます。今回のサンチアゴは乗継2回乗継時間が少し長いですがそれでも到着は20:48、地球の裏側に一番早くたどり着けるはずです。
サンチアゴ(チリ)
覚えてますでしょうか?2019年10月チリで多くの暴動が起きてAPEC等が中止となりました。戒厳令が出たりしていました。
サンチアゴは2回目です。表向きはブエノスアイレスへの乗り継ぎですが、前回はCity Teeを買えなかったのでリベンジのための短時間滞在でもありました。
到着後入国審査に進んだのは自分だけ。外にでるとなんかヤバイ雰囲気。普段あまり使わないタクシーでHoliday Inn Express Santiagoへ。このホテルはHRCの近くです。スタッフは“あら~っ、こんな時に何しにチリにくるわけ? チリで塵になるで~!”とまるで変人扱い。ラスコンデス地区はカフェやレストランで賑わう地域ですが、1~2軒灯りがついているだけで真っ暗。HRCも暗くてやっと見つけましたが営業している気配なし。翌朝再度確認したら、オープンテラス席が無残な姿になっていました。ATMはすべて頑丈に鎖で施錠。マジでヤバい!ここは早く脱出するべきだと思い、朝食後タクシーで空港へ引き返しました。地下鉄と空港バスを使うのがベストですが、地下鉄駅は破壊されて封鎖されているみたいでした。サンチアゴはショックのあまり写真無し。
サンチアゴからブエノスアイレスは エアカナダ便を利用しました。ACはトロント-サンチアゴ-ブエノスアイレス-トロント、その逆のルートを飛ばしています。ここはPriority Passを使ってラウンジでおいしいチリワインをいただきました。
ブエノスアイレス (アルゼンチン)
エサイア空港のすべてのATMでペソを引き出せず(VISAのデビットカードです)、両替所はめちゃ込み。しょうがないので市内までのバス代はクレジットカードで決済。
自分はMUFGのデビットカードとソニー銀行のキャッシュカード(いずれもVISA)を使っていますが、空港のATMでNGのことが多いです。バスの到着場所が地図と違っていたので少し迷いましたが、無事にHoliday Inn Express Puerto Maderoに到着。ホテルは長年IHG派です。このホテルはフェリー乗り場や歩行者天国のフロリダ通りも近くで良かったです。
さてARS(アルゼンチンペソ)を入手するためフロリダ通りへ、日曜の夕刻で両替屋はどこも閉まってました。ATMは3件目で無事引き出せました。翌日は余ったチリ・ペソと米ドルをペソに両替。
世界一広い通りで知られる7月9日通りのオベリスク(左)と5月広場
カサ・ロサーダ
11月は夏のBA、朝晩は少し冷え込みますが日中は暑かったです。
アルゼンチン2日目は元々コルドバ日帰り旅行の予定でした。1日フリーになったので
市内の主なポイントを歩き回りました。3日目はカミニートまで歩きました。1時間半。
バスは公共交通機関共通カードを持ってないと乗れません(>_<) 他の乗客に現金を渡して代わりに払ってもらうという手もあります。あとは美術館巡り。
2日も滞在するとかなり回れますね。
エビータ像 、ひっそりと公園の脇に立っています。。
ラ・ポカ地区にあるカミニート。ここからさらに先へ進むとボカ・ジュニアーズのホーム、ラ・ボンボネーラです。ボンボネーラはチョコレート箱という意味です。
世界三大劇場の一つコロン劇場
HRC Buenos Aires (左)と HRC Puerto Madero
3泊したので、夕食はフロリダ通りのデパート地下のフードコート。アルゼンチン・ワインもビールも飲みました。職場の同僚へのお土産は甘~いアルゼンチン高級お菓子HAVANAにしました。
早朝ホテルをチェックアウトしてフェリー乗り場へ。チェックイン後出国とウルグアイ入国が同時に行われます。早朝便は直行便で2時間強。(コロニアデル・サクラメント経由バスでモンテビデオの便が多いです。)
フェリーターミナルのATMでは無事にペソを引き出せました。通貨コードUYUです。うゆ~。早朝出発のためホテルで朝食をとってなかったので、カフェで軽食をとり独立広場裏側のHoliday Inn Montevideoへ。チェックインはまだできないので、バックパックを預けてHRCへ出発。
しかし、あまりの暑さで途中で挫折、タクシーを捕まえてランブル・アルメニアのショッピングモールへ連れて行ってもらいました。幸運にもHRCの近くでした。
Tシャツをゲットしてショッピングモールに戻りカフェで休憩。独立広場に戻り少し散策後ビールを飲んで終了。モンテビデオの街はのんびりしてます。この旅で一番良かったです。
市内の中心、独立広場(左)とサルボ宮殿(右)
モンテビデオ1泊の後、アマゾナス航空でサンタクルスへ向かいます。朝食はラウンジで。予約では途中アスンシオンでテクニカルストップでしたが、一度パラグアイに入国して乗り換えでした。数十分だけアスンシオンの地を踏みプロペラ機でボリビアへ向かいます。
サンタクルス(ビルビル空港)到着。小雨でした。ボリビアの通貨はボリビアーノ(BOB ボブ。)空港でUSDとARSをBOBに両替。UYUの両替はお断りされました(>_<) 路線バスで市内に向かいます。サンタクルスには泊まらないので、暗くなるまで街を散策。
海外旅行の楽しみ方は様々ですが、オープンカフェに陣取り街を歩く人々の観察も楽しみの一つ。そこにはライフがあるのです。
9月24日広場にあるカテドラル。
キリスト像、かなり大きいです。 9月24日広場(右)
HRC Santa Cruz 4番目の環状道路沿いにあるのですが、地図では距離感がつかめず
かなり歩き迷いました。ボリビアはドコモの海外パケットでカバーされてないのでナビ使用は自粛。地元の若者に教えてもらい無事到着。街の両替屋ではUYUも受けてくれました。結局BOBが残りました。次回はウユニ塩湖で使おうかしらん。
サンタクルスからパナマはコパ航空の深夜便。サンタクルス・ビルビル空港のラウンジは深夜なのでしょぼかったです。びるびる・・・。
パナマからLAはお約束の搭乗前厳重チェックがあります。
定刻の11:45到着。帰国便まで時間があるので、FlyAway LAXに乗って9年ぶりにハリウッドへ行ってみました。(FlyAway LAX は現金受付ません。デビットカードかクレジットカードでお支払い。)Walk of Fame やハリウッドサインはかつてアメリカ文化に魅せられた者には憧憬の的でした。変わらないですね。HRC on Hollywood Boulvard に寄りました。
ロサンゼルスから羽田
スタアラ・ラウンジでシャワーを浴び(待ち時間10分) ビジネスクラス(アップグレードポイント使用)で日曜日の朝に帰国。翌朝から仕事でした。
以上、南米は遠いので金曜の夜から翌週の日曜の朝まで、今回はたっぷり時間を使いました。